家事の合間に、気軽にチャレンジ♪ ママの手作り体験記

Vol.12 贈り物にもおすすめ♪お花のキャンドル

何度でも楽しめる、お花のキャンドル

つくって、飾って、灯して。何度でも楽しめる、お花のキャンドル。

01.蜜ろうとローソクでつくるお花のキャンドル 02.余った蜜ろうとローソクでアレンジ その他の作品と先生のご紹介
01.蜜ろうとローソクでつくるお花のキャンドル

土台部分と、花びら&リボンのパーツは分けて作成。
想像以上に早い仕上りに、ママもびっくりのご様子です!

どんなキャンドルが出来上がるか楽しみです!
Step1 ロウを溶かす

まずはロウを溶かすところからスタート。土台にするローソクを湯せんにかけて溶かしましょう。

小鍋にローソクを入れて、湯せんします。

 

溶けてきたらローソクの芯を取り出しましょう。取り出す際、割り箸で芯をしごいて、ロウを落とします。取り出した芯はまっすぐにして、乾かしておきましょう。

Check! 先生のワンポイントアドバイス

湯せんは引火の心配がないIH調理器がおすすめです。IH調理器がない場合は、ガスレンジでも可能ですが、火の加減に注意し、引火や火傷をしないように注意してください。

「ローソク」と「密ろう」の違いは?
手づくり用語辞典でチェック!
ローソクって割と早く溶けるんですね♪
Step2 土台をつくる

土台づくり、と言っても紙コップにロウを流し込むだけ。気軽な気持ちでチャレンジしてくださいね!

竹串で空けた紙コップの穴に、先ほど取り出した芯を通して折り曲げ、ガムテープでしっかり固定します。

割っていない割り箸に芯をはさんで、固定しておきましょう。芯は、出来上がりのキャンドルの高さから1cm〜1.5cm程度残せるように十分長さをとっておきます。

別の紙コップを用意し、その中へお好みのクレヨンを削り入れます。クレヨンを入れすぎると灯す時に目詰まりの原因になるので入れすぎには注意してください。灯すのを楽しみたい方はお色は薄目がおすすめです。

紙コップの八分目までロウを注いで、かき混ぜます。

色を微調整します。冷えた後はほんの少し色が濃くなるので、仕上がりよりも薄めにしておきましょう。

手早くクレヨンをとかしたら、芯をセットした紙コップに移し変え、冷蔵庫の中で冷やし固めます。

お花を付ける土台用に15×20くらいの入れ物をクッキングシートで作り、少し残しておいたロウを全体にいきわたるように流しこみます。

固まってきたら端からはがし、内側へ丸めていきましょう。ネンドでおだんごを作るように優しく丸めます。おだんごは見えなくなるので、しわ亀裂など気にしないでお花を付ける土台の形を考えて作りましょう。※おだんごを作る時は、強く握ると液体が出て熱いので気を付けて下さい。

出来上がったおだんご状のロウの中心に、竹串3本分ぐらいの太さの穴 を空け、貫通させておきます。

上手く固まってくれるかドキドキ!
Check! 先生のワンポイントアドバイス

紙コップとおだんご状のロウ、どちらも中心に穴を空けましょう。キャンドルは芯を中心に円を描くように燃えるので、芯を中心にセットしないとキレイに灯せません。

Step3 お花をつくる

クッキングシートに広げたロウは、室温によって早く固まることもあるので、手早く作業するようにしましょう。

ローソクと同じ要領で、蜜ろうを湯せんします。

溶かした蜜ろうに、クレヨンを削り入れます。出来上がりは液体の状態より少し色が濃くなるので、きちんと色をあわせたい場合は、色を付けたロウを一度固めて色を確認して再度湯せんでとかして使用してください。

クッキングシートに、スプーン一杯分の蜜ろうを広げます。薄さの目安は1mm程度です。

竹串でなるべくたくさんお花を描きます。竹串は寝かさずに立てて使うと上手に描くことができます。

クッキングシートから剥がせるくらいの固さになるのを待つ間に、同じものを4枚程度用意しておきます。

クッキングシートが丸まってきたら、ロウを剥がせる合図。お花を
一枚ずつ取り出していきましょう。

花びらを重ねたり、中央をくぼませたりして、お花の形に整えます。

Check! 先生のワンポイントアドバイス

後で手で形を整えるので、竹串で描くお花の絵の精度は気にしなくても大丈夫です。とにかく固まってしまう前に、できるだけたくさん描きましょう。

固まったロウは手の平や息で温めると、またやわらかくなるんですね!
Step4 お花を盛りつける

つくったパーツをひとつにしていきます。さあ、あなたならどんな風にお花を飾りつけますか?

土台部分を冷蔵庫から取り出し、割り箸と紙コップを外します。

おだんご状のロウに芯を通し、残っているロウで接着します。

お花の裏に蜜ろうをたっぷり付けたら蜜ろうが固まる前に土台に盛り付けていきます。手早く貼り付けてお花の形が変わらない程度に抑えて接着しましょう。

すき間なくたっぷり付けられればOK!

Check! 先生のワンポイントアドバイス

ロウ同士をくっつけるので、すべってなかなか上手く行かない方もいらっしゃると思いますが、できるだけやさしい力で試してみてくださいね。

割れたお花も、すき間を埋めたりボリュームアップするために使えるんです!
Step5 リボンをつける

リボンを飾って、模様をつければ、ディスプレイにもぴったり。ドット模様は間隔が大切なので、見本を見ながら作業するのがおすすめです。

白いクレヨンを混ぜた蜜ろうを、厚さ2mm程度に広げ、2cm程度の幅に3本カットします。

カットした3本のうち、2本は片方の端をV字にカットしましょう。

残りの1本は両端を中央へ丸めてリボン本体を作ります。

リボン本体の真ん中を、やさしく絞ります。

余ったロウを切り出して、リボンの真ん中に巻き付けます。

V字にカットした2本を適当な長さと形に整え、溶かした蜜ろうを使って土台に接着します。

リボン本体も同じように接着します。

アクリル絵の具と、竹串の頭とお尻を使って、お好みの大きさ、間隔でドット模様を描きましょう。最後に飛び出している芯の部分を1〜1.5cm程度の長さにカットすれば完成です!

Check! 先生のワンポイントアドバイス

芯は1〜1.5cm程度の長さにカット。長すぎると黒いススが出てお部屋が汚れてしまいますし、短すぎると炎が小さくなってしまいます。

竹串で模様を描く際は、軽い力で!

「蜜ろうとローソクのお花のキャンドル」がついに完成しました!

お花がキュートなキャンドルが完成♪

お部屋に飾っておくだけでも素敵、もちろん手づくりの贈り物にもとっても喜ばれそうなお花のキャンドルがついに出来上がりました!先生からも「リボンを太くしたり、短くしたりするだけで表情が変わるのですが、今回は太いリボンを短くカットして正解でしたね。盛り盛りのお花もとっても可愛いと思いますよ!」とお褒めの言葉が。寒い冬の日、たまにはテレビもパソコンも電気も消して、キャンドルのやさしい炎に癒されてみてはいかがですか?

チャレンジママに感想を聞いてみました!

チャレンジママ

ロウって本当に変幻自在です!
完成までに時間がかからないのも魅力ですね♪

今回はお花のキャンドル以外にも、アレンジでバラの花なども教えてもらえましたが、本当にどれも見た目よりも簡単にできるので、皆さんにもぜひチャレンジして欲しいですね。材料、道具も簡単に揃えられるものばかり。自宅でもはじめやすいのではないでしょうか。先生の作品のお花やスイーツがとっても可愛い!それを見ているだけでも、どんどん「やってみたい!」という気になりました♪

こちらもチェック! 余った蜜ろうとローソクでアレンジ