家事の合間に、気軽にチャレンジ♪ ママの手作り体験記(秋の京都で習い事篇)

Vol.14 秋の装いにぴったりなビーズのブローチ

秋の装いにぴったりなビーズのブローチ

作り手が変われば、表情も変わる。フェルトとビーズでつくる猫のブローチ。

01.フェルトとビーズで猫のブローチ作り 02.楽しさいろいろ、ビーズのアレンジ その他の作品と先生のご紹介
01.フェルトとビーズで猫のブローチ作り お手本を見ながら頑張ります!

糸を長くするとからまってしまう人や、一度で上手くできるか
心配な人は短めの糸で何回かに分けて作業しましょう。

Step1 型紙を写す

idolaさんオリジナルの型紙をダウンロードして、フェルトに写しましょう!

ダウンロードした型紙を、猫の顔の輪郭に沿って切り取ります。

表側になるフェルトの上に型紙を置き、色鉛筆で輪郭をなぞります。

目、鼻の位置にも印をつければ、準備が完成です。

Check! 先生のワンポイントアドバイス

色鉛筆はビーズの色と近い色を選べば、失敗が目立ちにくくなります。もし失敗してしまったら、フェルトを裏返して使ってくださいね。

目や鼻は、穴を開けると印がつけやすいです!
Step2 ビーズを縫いつける その1

いよいよビーズを縫いつけます。基本の「戻り刺し」をマスターしてくださいね!

両目(2つ穴ナツメビーズ)〜鼻(丸型ビーズ)までを縫いつけます。ビーズの穴ひとつに、2回ずつ糸を通しましょう。丸型ビーズは糸を通す穴を横にくるように置くと、ヒゲで糸を隠せます。

鼻まで縫えたら、裏返して玉止めをします。

下で紹介している「戻り刺し」の方法を用いて、両目から鼻に向かって鼻筋(粒ビーズ中)を縫いつけます。

輪郭にビーズを縫いつけていきます。このときも「戻り刺し」を利用し、一周できたら裏で玉止めしましょう。

再びフェルトの裏から表に針と糸を出し、輪郭のラインのある程度の固まりごとに通して、針を落としていきます。そうすることで形が整い、補強にもなります。

耳の中(粒ビーズ大)を三角形になるように、「戻り刺し」で縫いつけましょう。

2回目で形を整えられるから、1回目はガタガタでも大丈夫なんですね♪ 整えた後/整える前
ビーズの縫い方「戻り刺し」

留めたいビーズの数だけスペースを空けて針を出し、その幅に合わせてビーズを通した針を落とすやり方です。ビーズの数はカーブやデザインに合わせて、1〜4個くらいの間で調整しましょう。ビーズが多すぎると浮いてくる原因になります。

Check! 先生のワンポイントアドバイス

最後にフェルトを輪郭に沿ってカットするので、裏の糸があまり輪郭の外側を通らないようにしてください。ビーズの間にすき間があるときは、形を整えるときに足しておきましょう。

Step3 ビーズを縫いつける その2

ブローチ作りもいよいよ後半戦!ひげを縫いつけて、猫の顔を完成させましょう。

鼻の真横から針と糸を出し、竹ビーズに通します。

粒ビーズ小に針と糸を通し、竹ビーズに戻しましょう。

針と糸をフェルトの裏側に通し、玉止めをします。これを左右2つずつ行いましょう。

猫の顔が完成です!

ビーズの縫い方「ひげをつくる」

フェルトの裏から表に針と糸を出し、竹ビーズ→粒ビーズ小→竹ビーズの順に通しましょう。

あとひと頑張りですね♪
Check! 先生のワンポイントアドバイス

猫らしくひげを立たせるためには、しっかりと糸を引っ張ることが大切です!

Step4 ブローチに仕上げる

猫の顔が出来上がったら、あとは仕上げるだけ。さあ、ラストスパートです!

輪郭に沿ってフェルトをカットします。

2枚目のフェルトも同じ形にカットしましょう。

2枚目のフェルトの裏側にブローチピンをつけます。

1枚目と2枚目をボンドで貼り合わせれば出来上がり!

ビーズを留めた糸を切らないように慎重に。
Check! 先生のワンポイントアドバイス

ボンドを糸にからめるように伸ばしていくと、完成後のビーズがしっかりと安定します。

「フェルトとビーズでつくる猫のブローチ」がついに完成しました!

かわいいブローチが完成!

つくりはじめてから1時間足らずで、とっても可愛い「フェルトとビーズでつくる猫のブローチ」が出来上がりました!きちんと型紙を写したこともあって、初めてなのにかなり高い完成度。お洋服はもちろん、帽子やバッグにつけたり、ストラップを通して携帯電話を飾ったり。どんな風に使うのか頭を悩ませるのも楽しそう。温かな手触りのフェルトがベースなので、これからの季節のおしゃれのアクセントにぴったりですね♪

チャレンジママに感想を聞いてみました!

チャレンジママ

つくる前はとても不安でしたが
実際にやってみると、驚くほど簡単でした!

先生に分かりやすく丁寧に教えていただいたので、思っていたよりも簡単につくることができました。猫の表情がつくる人によって変わるのが面白くて、自分がつくったものへの愛着が深まりそうです。一度縫いつけたビーズの形をきれいに整える技には感動しました!針と糸は細いものを選ぶ方が良さそうですね。あとは作業に取りかかる前に必要なビーズをパーツごとに分けておくと、スムーズに進められそうです。

こちらもチェック!楽しさいろいろ、ビーズのアレンジ