家事の合間に、気軽にチャレンジ♪ ママの手作り体験記

Vol.31 季節の植物を使ったスワッグ

好きな植物を束ねて吊るすだけ♪季節のスワッグ
01.季節のスワッグにチャレンジ!

アトリエの中に一歩足を踏み入れると、花の香りがたっぷり。
深呼吸するだけで癒されそうな空間で、季節のスワッグ作りに挑戦です!

念願のスワッグ、ワクワク♪
STEP.1 植物を選ぶ

どんな仕上がりにしようか想像しながら、植物をセレクト。
使いたい色や花、グリーンの量を調整しながら選んでくださいね♪

先生があらかじめ用意してくれていた中から、ママの好みで数種類の植物を選びました!

スターチスは3色選びました♪
STEP.2 長さを整える

使いたい植物が決まったら、それぞれを好みの長さにカット。
細かな調整はつくりながらでも行えるので、大まかに切り分ければOKです。

まずは切り分ける場所を確認しましょう。

ハサミを使ってカットします。

根元に残った余分な葉っぱは外しておきましょう。

植物のいい香りに癒されます♪
STEP.3 植物を配置する

いよいよスワッグ作りの本番。
机に置いて作業でき、ブーケのように360度を確認しなくていいので、正面からの見た目だけに集中です!

背骨を決めます。今回は茎が太く、しっかりとしたユーカリを使います。

長めの植物を置いていきます。

根元をクロスさせることで螺旋状に。

束ねたときにきれいな螺旋状に仕上げるには、重ね順がポイント。背骨にしたユーカリを中心に左側に置くものはユーカリの上に、右側に置くものはユーカリの下に重ねていきましょう。

だんだん短くずらして置いていきます。

慣れるまでは内側にまとめることを意識!

枝や茎の先が外へ、外へと向いていると、まとまりを欠いた印象になってしまいます。もちろんあえてダイナミックな作品として外へ広がるようなスワッグも素敵ですが、慣れるまではなるべく内側に向けて置いていくと、全体的な収まりがよくなります。

大きめの花は中心より下に置くとバランスが取れます。

グリーンを抜いたり、足したり。これでいいかな?
Check! 先生のワンポイントアドバイス

植物にはそれぞれ向きや形の特徴があります。どの角度が一番自然なのか、どこに置くと収まりがいいのかを考えながら重ねていきましょう。まずは手に持ってじっくり観察してみるのがおすすめですよ!

スワッグ作りのコツを教えてもらいました!
 

スターチスは流れを作るのに大活躍!

 

枝ぶりは作りながら調節を!

 

小ぶりな花をたくさんつけたスターチスはスワッグ全体の流れを作るのにぴったり。その流れの中に大きな花や色を置いていくとまとまりのある仕上がりになります。

 

うまく収まらないときは余分な枝をカットしてしまいましょう。使わなかった花や葉を使って、別のアレンジに挑戦するのも楽しいですよ。

STEP.4 根元を束ねる

完成のイメージ通りに植物を重ねられたら、あとは根元を束ねて飾るだけ。
輪ゴムの巻き方にもコツがあるんですよ♪

一番短く、しっかりした枝に輪ゴムを掛け、そこから全体に2〜3周回し、最後にまた適当な場所の短い枝に掛けます。

あっという間にできました!

輪ゴムの前後5cmほどの幅に麻ひもを巻きつけます。

輪ゴムを隠すように麻ひもをまきつけます。

余分な枝をカットしましょう。

しっかりとした枝数本の裏側に針金を通します。
壁にかけるための輪っかを作れば出来上がり。

 
Check! 先生のワンポイントアドバイス

水分が抜けるにつれて、枝や茎は細くなっていきます。生花から作ってドライにする場合は、後から緩まないようにしっかりと束ねておきましょう。ひもの結び目は固結びで大丈夫ですが、ほどけるのが心配なら接着剤で固めてもいいですね。

「季節のスワッグ」がついに完成しました!

ドライになってからの変化も楽しみ!

作業をスタートしてわずか30分ほど、とっても立派なスワッグが完成しました!先生からも「基本的にすごく上手かったですよ!直すところが全然ないくらいでした」とお褒めの言葉。植物のいい香りに包まれながら、納得いくまで足したり引いたり、並び替えたりする時間は、忙しい毎日のいいアクセントになりそうです。また、今はフレッシュで色鮮やかな状態ですが、ドライになっていく中でどんな表情の変化が見られるのかも楽しみですね!

ドライになってからもこんなに素敵!
フレッシュ、ドライ ※ひまわりは別の種類を使っています。

生花でつくったものを吊るして飾って放っておくだけで、ドライスワッグに変身。
乾かすポイントは「直射日光が当たらない、風通しのいい場所」を選ぶだけ。
生き生きとした生花と、落ち着いた色合いのドライ。
皆さんはどちらがお好みですか?

Check! 先生のワンポイントアドバイス

基本的にはどんな植物でもドライにできますが、茎が太く水分が多いタイプは乾燥に時間がかかり、花色が残りにくいので注意が必要です。また、すでに咲き過ぎているものはドライにしたときに花びらがパラパラと落ちやすくなるので、8〜9分咲きのものを選ぶのがおすすめ。花びらを触って柔らかすぎると感じるものはすでに弱りはじめているので、まだ元気かどうかを確認するのもお忘れなく!

ドライフラワーにおすすめの植物はこちら
花 緑
スターチス ベニバナ   エリンジウム
 

スターチス

 

ベニバナ

 

エリンジウム

 

小さな花を茎の先にたくさん咲かせるスターチス。ピンクや白、紫などいろんな色があります。

 

鮮やかなオレンジ色が特徴のベニバナ。主役としてはもちろん、差し色にも大活躍。

 

トゲトゲした上向きの葉っぱが個性的な花。ドライにしたときの落ち着いた色合いも魅力です。

 
レザーファーン ローズマリー
 

レザーファーン

 

ローズマリー

 

シダ系植物で、ブーケやフラワーアレンジの定番材料。主役の花の引き立て役に重宝します。

 

屋外でも家の中でも育てやすいローズマリー。ドライにしても良い香りが持続します。

バラ ワイルドフラワー
 

バラ

 

ワイルドフラワー

 

カラーバリエーションが豊富なバラもドライフラワーの定番。花が開ききる前にドライにしましょう。

 

個性的な形と、独特の質感が特徴のワイルドフラワーたち。男性への贈り物にもぴったりですね。

 
ユーカリ アイビー
 

ユーカリ

 

アイビー

 

年中手に入りやすく、茎がしっかりしているので土台にぴったり。人気の品種は「銀世界」。

 

観葉植物の定番、アイビーもドライ向きの植物。簡単に手に入るのもうれしいですね!

先生のオリジナルドライフラワーをご紹介!(ヒマワリ、バラ、シャクヤク、レースフラワー)

チャレンジママに感想を聞いてみました!

チャレンジママ

繊細で、一本一本表情が違う、
お花の楽しさを改めて知ることができました。

強いもの、弱いもの、右に向いているもの、左に向いているもの……。一輪一輪に個性があって、植物も生きているんだなということをすごく感じることができました。それにローズマリーがとてもいい香りで、呼吸をするたびにリラックスした気分に。普段は育児中心の生活をしているので、久しぶりにのんびりとした自分の時間を持てたこともうれしかったですね。先生からのアドバイスでは「花や葉の先を、内側に向けていくことできれいにまとまる」というものがとても印象的。外に広げていくものだと勝手に思い込んでいたので、いい勉強になりましたね。
今日作ったスワッグの飾り場所は、みんなが集まるリビングのテーブル横と決めています。そのためにお家を出るときにきれいに片付けてきました。飾ることでいつものリビングがどんな風になるのか、家族が喜んでくれるのか今からとても楽しみです。

こちらもチェック!02.ミニブーケ&オーナメント作り!