今回はファスナーを使ったポーチにチャレンジ!便利なのに手作りとなると少しハードルが高そうなファスナーポーチ。ところがミシンを一切使わずに、手縫いで簡単にファスナーつけができる技をご紹介。しかもファスナーのサイズと布の大きさをアレンジするだけで母子手帳や通帳から、筆記具や印鑑までさまざまな大きさに対応。ぜひこの機会にマスターしてくださいね♪
お裁縫上手な母親の影響で幼い頃から手芸に親しむ。手作りサークルへの参加をきっかけに、2003年に手作り布小物の販売をスタート。現在は神戸市西区のアトリエ兼ショップを中心に精力的に活動中。
手作り初心者さんにとっては上級編と思っているファスナーポーチも、実は手縫いの基本「なみ縫い」や「返し縫い」といった基本的な縫い方さえ知っているだけで立派に仕上げることができるんです。ミシンを使わないから準備も後片付けもとっても簡単。慣れてくればほんの一時間たらずで、可愛いポーチを完成させられます。家事や育児のちょっとした隙間時間に、ぜひ気軽にチャレンジを!今回はお求めやすい定番の20cmファスナーをつかって母子手帳や通帳が入るすぐれものをつくります。
・ファスナー (お好みの長さ/今回は20cmタイプ) ・表地×2枚 (ファスナーの耳も含めた長さ×お好みの高さ/今回は23cm×14cm) ・裏地×2枚 (表地と同じ大きさ)
・飾り布×2枚 (今回は8cm角) ・ハサミ ・縫い針 ・マチ針 ・糸 ・チャコペンシル
生地のサイズは、ファスナー本体の両端の耳も含めた長さに合わせて、カットするだけ。ファスナーサイズはポーチの中に入れたい物を決めてから選べばOKです。
もしも新しく糸を購入するなら手縫い用の糸よりもパッチワーク用の糸を選ぶのがおすすめです。パッチワーク用の糸はハリがあり、表面にコーティングが施され、一本とりでも丈夫で縫いやすいというメリットがあります。もちろん手縫い用の糸が身近にあるならそれでも問題ありません。焦らず、ゆっくり、自分のペースで手縫いの時間を楽しんでください。
5ヶ月と5歳、2人の男の子を持つママさん。学生時代には自分のために、現在は子どもたちのために洋服を作るなど、裁縫が好き。「苦手なファスナー付けをマスターしたいです!」