マクラメの語源はアラビア語で「格子編み」を意味する「ムクラム」。「交差して結ぶ」が基本のこの編みものはアラビアに限らず、世界中で古くから親しまれてきました。今回教えていただいたのは、そんなマクラメ編みで作る麻紐のペットボトルホルダー。ラベルレスのペットボトルを入れてもおしゃれ。ナチュラルな雰囲気で夏にぴったりなペットボトルホルダーと一緒に、素敵にお出かけしませんか?
神戸の服飾専門学校デザインコースを卒業後、アパレルショップで勤務。服飾、特に生活雑貨、服飾雑貨、家具に携わったことで、ヨーロッパに深く興味を持ち、渡英。帰国後は造形作家としての活動をスタートし、現在はマクラメ編みやヒンメリの制作に取り組まれています。
今回挑戦するペットボトルホルダーは、基本的に「平結び」の繰り返しで出来上がり。結び目同士の間隔と、結び目の強さにさえ注意すれば、誰でも簡単に作れます。また、用意する麻紐は、百円均一ショップなどで手に入る荷造り用の紐でOK。手に負担がかかりにくく、強度も十分なので、マクラメが初めての人にも、ペットボトルホルダーにもぴったり!用意する材料が手軽なのは、大きな魅力ですね♪
・麻紐 (1.5m×16本/3m×1本/20cm程度×1本) ・マクラメボード (鍋敷きやカッティングマットでもOK) ・マクラメピン (なければテーブルにテープで留めてもOK) ・ハサミ ・目打ち (結び目を解く際に使用) ・定規 ・針
テーブルにテープで固定しながらでも編めますが、やはり専用のマクラメボードとマクラメピンがあった方が便利。マクラメボードは方眼になっているので結び目同士の間隔を均一にするのに役立ちます。また、マクラメピンがあればしっかりと固定できるので、手元に集中することができます。どちらもオンラインショップで手軽に手に入るので、他の材料と合わせて揃えてもいいかもしれません。麻紐は荷造り用のものがおすすめですが、色にこだわるなら手芸用の紐を探してみてくださいね♪