家事の合間に、気軽にチャレンジ♪ ママの手作り体験記

vol.17 棒針で編めるお手軽ティペット

真っすぐ縫えれば大丈夫♪いろいろ使えるクラッチバッグ

お弁当バッグにも、iPadケースにも。簡単ミシンのお手軽クラッチバッグ。

tippet01_2 02.ティペット&アレンジに挑戦! その他の作品とお店のご紹介

02.ティペット&アレンジに挑戦!

基本の編み方を覚えたら、ティペット作りに早速チャレンジ。
2段目から9段目までが出来たら、あとは繰り返すだけ!

おしゃれなティペットが出来るように、頑張ります!
編み図、編み方
今回は糸を2本まとめて編む「2本取り」で編みます!
Step1.右半分を編む

まずはティペットの右半分を編んでいきましょう。
編み記号が分からなくなったら前のページを参考にしてくださいね!

(作り目を13目作り、棒針を一本抜きます。毛糸が残った方を左に持てば、1段めが完成です。(毛糸は2本取り)

2段めから9段めまでを1パターンとし、それを10回繰り返しましょう。

最後の段(81段め)を、すべて「伏せ止め」します。残りの毛糸をカットし、適当に編み目の中に隠せば右側が出来上がりです。

Check! 先生のワンポイントアドバイス

はじめての場合は編み目がきつくなりがちですが、ゆるく編むことを心がけて。特に伏せ止めの部分をゆるくしておけば、最後に形を整えやすくなります。模様編みをする偶数段は、「左針に6目残るまでは表目」と覚えておけば、目数を数える手間が省けますよ!

少しずつ慣れてきたかも!
Step2.左半分を編む

右側が編めたら左側をスタート。編み地をひっくり返し、表側(模様編みの端から)から、作り目(1段目)を取っていきます。

(作り目が残っている段から、適当な感覚で13目拾います(=棒針に13目通す)。

右半分と同様に、2段めから9段めまでを1パターンとし、それを10回繰り返しましょう。

Check! 先生のワンポイントアドバイス

伏せ止め後の目数のカウントに気をつけましょう。模様編み1パターンの最後の段では、毎回4目伏せ止めした後、右針に残った1目も含めて13目になるようにします。

左側も81段めを「伏せ止め」できれば、編む工程が終了。まだ形が整っていなくてもOKです。

Step3.形を整えて仕上げる

編み終わったら、形を整えて仕上げをしましょう。どんな作品が出来上がるか、ワクワクしますね♪

*完成写真とは別の生地を使用しています。

一度手洗いして、乾かしたあと、角が立つようにまち針で留めたら、スチームアイロンで形を整えましょう。

衿の上端に革ひもを通していけば出来上がり!

Check! 先生のワンポイントアドバイス

最初に洗うときは、汚れているわけではないので軽く押し洗いする程度で大丈夫です♪洗剤はウール用のものを使ってくださいね。

「レース編みのティペット」がついに完成しました!

カーディガンにあわせるとガーリーなテイストに♪

これからの季節のおしゃれにぴったりな「レース編みのティペット」がついに完成しました!以前に編み物をしていたこともあって、一度思い出せば左右の手がスイスイ。おしゃべりに花を咲かせながらでも、きちんと可愛く仕上げることが出来ました。「編み物になれてくると、大体2時間くらいで出来ますよ」とは先生。自分用に、サイズを変えてお子様用に、はたまた仲良しのお友達へのプレゼント用に。皆さんもぜひチャレンジしてくださいね!

チャレンジママに感想を聞いてみました!

チャレンジママ

編み物の楽しさを再認識!
これからもどんどん挑戦したいです。

編み図の読み方になかなか慣れなかったのですが、先生に教えてもらいながら、なんとか進めることができました。編み方のテクニックに関しては、やっているうちにどんどん手が覚えていくので心配しなくても大丈夫ですね。今回のティペットはパターンを覚えると後は繰り返しなので、意外と簡単でした(笑)。完成してみて感じたのは、「やっぱり編み物って楽しいな」ということ。少し編み物と距離を置いていたのですが、またやりはじめたいと思うようになりました。今度は子どもの小物を作ってあげたいですね。

アイデア次第でどんどん個性的に!手作りティペットのアレンジRECIPE
Arrange1.お子様にもぴったり!可愛い毛糸で縁取り Arrange2.秋冬アウターに似合うモコモコティペット
アレンジRECIPE

<使用する毛糸>
基本編の糸と同じ

<使用する棒針>

1号針

<毛糸の使用本数>

1本取り

<パターンの繰り返し>

片側15回

<衿を留める方法>

ボタン

「細編み」の方法はこちらをチェック!
手作り用語辞典へ
カラフルで可愛いですね!
アレンジRECIPE

<使用する毛糸>
プレウール単色(プレウールは編み上げた後にフェルト化させる毛糸です)

<使用する棒針>

8号針

<毛糸の使用本数>

2本取り

<衿を留める方法>

ブローチ

毛糸を変えるだけで、表情が全然違いますね!
先生のワンポイントアドバイス 先生のワンポイントアドバイス

すべて出来上がった後、縁にかぎ針の「細編み」で別の色の毛糸を編みます。いろんな色の組み合わせを試してみてくださいね♪

メインでご紹介したティペットと毛糸を変えただけで、編み方や編む回数はまったく同じ。アウターに合わせるにはこれくらいボリュームがある方が似合いますね。

 
アレンジRECIPE

<使用する毛糸>
ウールリネン糸(細いウール100%の糸とリネン糸を撚り合わせたミックス糸です)

<使用する棒針>

5号針

<毛糸の使用本数>

1本取り

<衿を留める方法>

本体と同じひも

「鎖編み」の方法はこちらをチェック!
手作り用語辞典へ
アレンジRECIPE

<パターンの繰り返し>
すべてで7回(目安)

<表編みの回数>
お好みで

<使用する毛糸>
基本編の糸と同じ

<使用する棒針>
5号針

<毛糸の使用本数>
2本取り

寒い冬に欲しいですね☆
先生のワンポイントアドバイス 先生のワンポイントアドバイス

衿を留める部分には革ひもやボタンなどを用意する代わりに、同じ毛糸でひもを作りました。かぎ針の「鎖編み」という編み方を利用しています。

端と端を筒状につなぎ合わせればリストウォーマーの完成です。見本は引き抜きはぎでつないでいますが、別の方法でも可能です。お好きな方法でつなぎあわせてくださいね。

こちらもチェック! その他の作品とお店のご紹介