お買い物やちょっとしたお出かけに便利なサコッシュ。今回はそんなサコッシュを可愛く彩る方法を教えていただきました。手に入りやすい無地のサコッシュを使うので、手軽に手作りをはじめられます。しかも刺しゅうは、家庭科の授業でいちばんはじめに習う「なみ縫い」だけで出来上がり。ぜひいろいろなモチーフにチャンレンジしてくださいね♪
絵を描くのが大好きで、偶然刺しゅうと出会い、筆から針と糸に素材を変え、布に絵を描くようになったのがきっかけで手芸家としてスタート。現在は関西を中心にクラフトマーケットへの出店や、個展を積極的に開催。ワークショップは依頼があればどこへでも出張中!
「刺しゅう」と聞けば緻密な図柄やステッチの種類などをイメージして、ついつい「難しそう……」と感じるかもしれませんが、今回教えていただいたのはなんと誰でも一度はチャレンジしたことがある、「なみ縫い」だけでできる刺しゅうです。針を刺して、出して、刺して、出して……をただ繰り返すだけだからとっても簡単。縫い方にルールがないので、個性たっぷり表れ、手作りならではの楽しみ方ができます。サコッシュはもちろん、シャツやハンカチなど、いろいろなアイテムに応用できるのもうれしいですね♪
・サコッシュ(既製品) ・糸(今回使用したのはウール糸) ・刺しゅう針 ・糸切りばさみ ・チャコペンシル
「刺しゅう糸」は縫いやすさ、扱いやすさに優れていますが、その他の糸でも楽しく縫えます。たとえば「リネン糸」なら優しい風合いに、「ウール糸」ならほっこり温かな印象に。お好みの糸を探すだけでも楽しいですよ!
なみ縫いを綺麗に見せるコツは、ステッチの間隔を小さくすること。そうすることで繊細な仕上がりになります。だけど大きめの間隔でざっくり見えるのも素敵。できばえを考えず、ご自身が手作りしている時間を楽しいと感じるままに縫い進めれば大丈夫です。
4歳と1歳の双子(全員男の子!)の子どもを持つママさん。「本格的な手芸経験はありませんが、いろいろな体験教室に行くのが大好き。刺しゅうにも興味津々です!」