家事の合間に、気軽にチャレンジ♪ ママの手作り体験記

Vol.35 お花が透けるボタニカルキャンドル

お花が透けるボタニカルキャンドル
01.ボタニカルキャンドル作り

さっそくボタニカルキャンドル作りに挑戦!
普段から気に入った草花をドライフラワーにしておけば、飾り付けの幅が広がりますよ♪

上手にできるかな?
STEP.1 インナーキャンドルを作る

まずはベースとなる内側のキャンドル作りからスタート。
もしも失敗したらもう一度溶かし直して再利用すればOKです!

破れないように注意しながら、ステンレスバットにアルミホイルを敷きます。四隅までしっかりと合わせるのがポイントです。

パラフィンワックス250gを湯煎で溶かしたら、ステンレスバットの中に流し込みましょう。

羊羹くらいのやわらかさになったら、キッチンペーパーの上に取り出します。素早くアルミホイルをはがし、周囲を1cm幅くらいで切り落としましょう。

固まらないうちに端に芯を置き、やさしく丸めていきます。

巻き終わったキャンドルの上下を指で押さえ、型よりもひと回り(1cm以内)小さいくらいの太さに整えます。

こんな方法で作れるなんて!
Check! 先生のワンポイントアドバイス

ロウは100度以上になると、煙が出て危険です。ガスレンジは温度調整が難しいので使用しないでください。IHクッキングヒーターが便利ですが、ない場合は湯煎でゆっくりと溶かしましょう。また、芯を挟んで丸めていくときはスピードが大切。早すぎるとボロボロになり、ゆっくりすぎると空気が入ってうまく燃焼してくれません。

STEP.2 草花を飾る

ボタニカルキャンドル作りのいよいよ本番!
飾りに使う草花はお好みのドライフラワーを用意してくださいね♪

型の底に穴があいている場合は、油粘土でしっかりと蓋をしておきましょう。

型の内側に薄めた洗剤(もしくはサラダ油)を少量塗り、溶かしたロウを底から5mmくらいの位置まで注ぎます。)

注いだロウが固まる前にインナーキャンドルを型の中に入れます。位置はインナーキャンドルの芯が中央に来るように!

セージ アジサイ カレンデュラ ラベンター

今回使ったドライフラワーはこれ♪

竹串2本を使いながら、型とインナーキャンドルの隙間に草花を入れていきます。

表面

残りのロウをインナーキャンドルの中心からそっと流し入れます。

芯を割り箸で挟んで固定し、固まるまで待ちましょう!

外から見えないから、出来上がりにワクワク!
Check! 先生のワンポイントアドバイス

型とインナーキャンドルの隙間が大きすぎると、お花がすべて下に落ちてしまいます。隙間は1cm以内になるようにインナーキャンドルの太さを調整しましょう。また、草花はあまり詰め込みすぎず、あえて余白をたっぷりと使う方が雰囲気がアップしますよ。ロウを早く固めたい場合は冷蔵庫・冷凍庫に入れるのがおすすめです。

STEP.3 仕上げる

あっという間に最終工程!
どんなボタニカルキャンドルが出来上がるのか楽しみですね♪

型からそっと引き出します。

カッターナイフを使って余分な場所を切り落とします。

芯を5mmほど残してカットすれば出来上がり!

Check! 先生のワンポイントアドバイス

キャンドルの周囲がべたつくときは、ディッシュペーパーで軽く拭き取ればOKです!

感動です!

「ボタニカルキャンドル」がついに完成しました!

最後の最後までどんな仕上がりになっているのかまったくわからないのが、ボタニカルキャンドル作りならでは。型からゆっくりと引き出し、見事可愛い姿を目にしたときにはママさん、先生、みんなでひときわ大きな歓声が上がりました。そして、「キャンドルは火を灯してこそ完成」という先生のお言葉のもと、そっとマッチで火を灯すと、なんとも言えないいい時間。静かで、温かな炎の揺らめきを眺めていると、ほんの少し日常とは違った気分に浸ることができますね♪

チャレンジママに感想を聞いてみました!

チャレンジママ

完成してみて余白の大切さがわかりました。
娘と一緒に作ってみたいです!

とっても楽しい時間を過ごすことができました。ぜひ家でも挑戦してみたいと思います。完成したキャンドルを見て実感するのは、先生が飾り付けの過程で言っていた「余白」の大切さです。つい欲張ってたくさんの草花を詰め込みたくなりますが、あえて引き算をしていくことでこんなに素敵な雰囲気になるんですね!5歳の娘は手作りと植物、どちらも大好き。家に帰って今日のキャンドルを見せると絶対に興味を示すと思います。火を使うような行程には注意しながら、一緒に手作りをする時間を持てたら嬉しいですね。

こちらもチェック!02.残ったロウでアレンジ♪