洋食の歴史

「洋食のまち神戸」と言われるほど、洋食は神戸には欠かせないグルメの一つですね。

そんな中でも、西洋料理の礎を築いたと言っても過言ではない、旧オリエンタルホテルの味を気軽に味わえるお店として大人気の洋食店「ラミ」が、シェフのご年齢などを理由に、20年の歴史に幕を閉じてしまいました。

私が学生の頃、神戸洋食に初めて出会った思い出の店。これまで味わったことのない、本格的なベシャメルソースを使ったとろとろのクリームコロッケやオムライスのおいしさに感動したのを覚えています。最後は大行列で、結局、行くことはできなかったけど、神戸には老舗の味を引き継ぐ新しいお店もどんどん登場しています。今月号にも紹介しているので、ぜひ、足を運んでみてくださいね。

新しい須磨とレトロな須磨

田舎が須磨だったので、小さい頃から海水浴と言えば須磨海岸、おいしい魚の味も、名物の太〜い巻き寿司も、魚釣りをした海釣り公園も思い出がたくさんあります。

前回のブログでもシーワールドのことを書きましたが、さらに秋に「海づり公園」がリニューアルオープンして、また、新たな名所ができています。以前は、魚を釣る目的で行く、渋い場所だったのが、おしゃれになっていてびっくり！テラスにはパラソルがあり、若い世代もコーヒーやドーナツをお供にくつろいでいます。釣りを楽しむおじさまと、デート？で来ているカップルが同じ空間で混じりあっていて、なんだか不思議な気分です。

逆にレトロという面で、須磨山上遊園の「コスモス」が大人気だそう。確かに、ロープウェイは平日でも、たくさんの人でした。お目当ては、レトロなクリームソーダや昔ながらのゲームコーナー。

ぜひ、新旧の須磨を楽しんでみてくださいね。

参上遊園のなつかしいゲーム。

喫茶コスモスは、ゆっくり回転する喫茶店。全国でも、数カ所しかないそうです。

能楽堂の素敵なコンサート

大阪の大槻能楽堂で行われる素敵なコンサートに行ってきました。

この日はキャンドルライトコンサートで、４５００本のキャンドルとともに、素敵なバイオリンの演奏が楽しめます。お値段もリーズナブルで、初心者でも馴染みのある曲目がチョイスされ、なんといっても、能楽堂という普段なら気軽に入れない歴史と格式のある、特別な空間で聞けるのがとても新鮮です。時間も１時間ほどなので、ちょっとした隙間時間にに行けるのもポイント。こちらの会場だけでなく、神戸や京都でも開催されているので、ぜひ、ネットで検索して見てください。

（A・H）

★3月号のブログの更新日は2月10日です。
★編集室スタッフ５人が交替で登場します。お楽しみに！