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【エコバッグ、プチアレンジ♡ vol.11】 冬のちくちくタイム・ダーニングでアクセント♪

2025.1.10

      

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ステーションwebでは、ちょっとしたお家時間を楽しんでいただけるよう「暮らしのヒント」を発信しています。「エコバッグ、プチアレンジ♡」第11弾です♪


-vol.11-

冬のちくちくタイム

ダーニングでアクセント♪


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ダーニング (darning)とは、布地にできた穴や擦り切れを針と糸を使ってお直しする技法のこと。ですが最近ではお直しにとどまらず、刺繍のように手芸技法のひとつとして進化しています。今回は、まるでブローチをプラスしたみたいにエコバッグに取り入れてアクセントにしてみましょう。編み物で残った残り糸や刺繍糸でOK、ついでに靴下や穴のあいてしまったニットにも取り入れて、新しい年にアップサイクル!

【用意するもの】

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・毛糸(細めのもの)
・刺繍糸
・ダーニング用糸など
・はさみ
・刺繍針もしくは毛糸とじ針
・チャコペン
・ダーニングマッシュルーム
・ヘアゴム

※ダーニングマッシュルームはガチャガチャのケースやお玉、先の丸い化粧ボトルなどで代用できます。

【作り方】

1)チャコペンで3㎝位の四角を描き、ダーニングマッシュルームにあてがいゴムで結び固定する。針に糸を通し、玉止めはせずに角の少し離れた所から右下の角に1針目を刺す。

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2)タテ糸を刺す。糸端を10㎝程残し、真上の角を1針横にすくう。続いて真下を1針すくう。これを繰り返し、最後は最初と同様に少し離れた所から出し糸端を10㎝程残してカットする。

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3)ヨコ糸を刺す。タテ糸と同様に糸端を残し右上の角に1針目を刺す。次にタテ糸を一本ずつ飛ばしてすくいながら左に通す。次に左側の角を1針すくう。

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4)3)ですくった糸と反対の糸をすくいながら右に通す。右側で1針すくい、再び反対の糸をすくう。これを繰り返し全て埋まるまで刺し、最後も同様に糸端を残す。糸に針が刺さって通しにくい時は、針の穴側から通すと良い。

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5)マッシュルームから外して、裏側で糸始末をする。糸端を引き出し針に通し、縫い目に2~3目くぐらせる。逆行して再びくぐらせ、糸端をカットする。

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6)残りの糸端も同様に始末して

完成!

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動画では丸バージョンをご紹介!

アレンジ1

タテ糸、ヨコ糸の色を途中で変えるとチェック柄に!同じ刺し方でも形や色で様々なバリエーションを楽しめますよ。一緒にタッセルもプラスして華やかに。

タッセルの作り方はこちら

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アレンジ2

ダーニングといえば。薄くなったり穴のあいた靴下には

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普段見えないところ、思いっきり遊んでみましょう!

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アレンジ3

うっかり穴を空けてしまったニット。まだまだ大切に着たいアイテムですね。

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うっかり穴を空けてしまったニット。まだまだ大切に着たいアイテムですねなるべく目立たない同色系で仕上げて。もちろんアクセントに楽しい色味をプラスするのも◎

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アレンジ4

ダーニングの周りにぐるぐるとステッチをプラスして、お花のように。ストックしてあるボタンやステッチをプラスして、思いっきりリメイクを楽しんでみましょう♪

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針と糸さえあれば、気軽に挑戦できるダーニング。いろんな糸でぜひ秋冬のアクセントとして取り入れてみてくださいね。

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「エコバッグ、プチアレンジ♡」いかがだったでしょうか?

次回もおたのしみに!

手芸家。フランス手芸店勤務後、個人で活動を開始。大阪・中崎町のアトリエを拠点に、講座、ワークショップ、雑誌やテレビの出演を通して手芸の楽しさを伝えている。著書「布で作る立体模様ラティススモッキング 見てわかる20種類のパターンとアレン ジ作品」グラフィック社(2025年1月8日発売)

      

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