わたしのステーション

mokono 竹岡たまみさんの、「ハギレと手しごと」vol.1

2022.7.29

      

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コープこうべネットのオンラインイベント「ハギレでクラフト!」で講師として登場いただいた竹岡たまみさん。芦屋で「自然素材の服と手しごと mokono」を営んでいらっしゃいます。

手軽に楽しめる手作りのアイデアをハギレを使ってご紹介いただきました。

ステーションブログでは、ハギレの楽しみ方とモノづくり、そして竹岡さんの"暮らし"をゆっくりとご紹介します。


-vol.1-

切って、巻く。


ハギレって買ったばかりの四角い布とはちょっと違う。
どこか力が抜けてて、不格好も愛らしい。
それに作り始めるのはいつになっても大丈夫。
使いたくなるまで待っててくれるのも好きなところです。

"つくる"ことにとらわれないリラックス感もとても良い。
たくさんの手しごとやモノづくりに関わる仕事をしてきた今だから
ハギレ暮らしが心地いいのかもしれません。

『ここ最近、私の手づくり時間はココロを整える時間です。』

お気に入りの布は どんなに小さくなってもお気に入り。

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さて準備です。

今回はモノは作りません。 材料を作ります。 ハギレだもの(笑)。
気の向くまま思うままに、です。

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ハサミでカットしてヒモを作ります。

お気に入りのハギレをただチョキチョキカットします。 一筆書きをするように、長いヒモを作ります。

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単純作業はココロが整います。
モノづくりにはそういった作用があるんですね。

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カットしたヒモは巻いてお団子にします。
色合いもポロポロにささくれた感じもお気に入りです。

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部屋の片隅にお気に入りの場所を作って
丸めたハギレをインテリアとして飾ってみるのも良いですね。
眺めるのも楽しい時間です。

ハギレと過ごす大好きな瞬間!
ひらめきは突然やってきます。
つくりたい!という気持ちが高鳴る時。

最近のわたしの日々

6・7月もたくさんの人に出会いました。 奈良の靴下工場さん、久しぶりにお会いするカメラマン夫妻、服飾専門学校で頑張る学生さん、市教育委員会の先生、白黒が好きな画家さん... 便利な時代になり、人にお会いすることが遠のいてしまいがちです。

でも、会うことは五感に良いんです。いいと思うんです。

展示会へ

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汗ばむ日でしたが、秋冬の商品を見に行きました。
イメージを働かせるのは難しいですが、その難しさが面白いと感じます。
想像することは好きなことの一つです。

Bmokono

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プライベートでクロスステッチをしています。
途中で挫けないようにスタッフや友人を誘ってチクチク。
みんなで一緒に手しごとって楽しいものですね。11月末にお披露目予定です。

mokonoの遠足

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「日々のクネクネ」くつ下がお世話になっている愛知県のお店屋さんへ
空は青く。緑は煌めいて。いい香りがスーッとからだに浸透する。
いつもの日常から一歩踏み出して良かったと思うひとときです。

「日々のクネクネ」くつ下について詳しくはこちら

pop-up in 長野県

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私がつくるニット服の受注会を開催していただきました。
窓の向こうは飛騨山脈、うっすら雪が残る6月の終わり。


次は丸めたハギレを使ってカタチにしていきます。
時の流れるまま、気の向くままに。焦らずゆっくりと。
それがハギレ流ものづくりです。
アイデアが整ったらさぁはじめましょう。

takeokasan.jpg竹岡たまみさん

神戸生まれ。グラフィックデザイナーとして広告会社に勤務後、フリーランスでパッケージデザイン・商品企画を経験。自然素材の服と手しごと mokono を開店し、オリジナルくつ下「日々のクネクネくつ下」をプロデュース。2021年4月、店内にfactory設立。自らものづくりをはじめる。

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