わたしのステーション

【エコバッグ、プチアレンジ♡ vol.3】テトラポーチ

2022.8.26

      

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ステーションwebでは、ちょっとしたお家時間を楽しんでいただけるよう「暮らしのヒント」を発信しています。新企画「エコバッグ、プチアレンジ♡」vol.3で手作り楽しんでくださいね♪


-vol.3-

chiocchioさんの、テトラポーチ


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普段何気なくためていたリボンやボタンを見直してみたり、かわいい布やチャームを手芸店でみつけてみたり、お子さんの道具入れを作ったあとのハギレが愛おしくなった時など、手作りスイッチを見つけてみませんか。
チクチクと縫い続けるだけで作品ができるとテンションが上がりますよね。普段使いのシンプルなエコバッグに、ちょっと手を加えるだけでかわいくなるアイデアを作家さんに教えていただきます。学生時代、通学バッグにキーホルダーやマスコットをつけて楽しんだように、大人になってもマイバッグにちょっと手を加えて、毎日のおでかけを楽しくしてみませんか。

今回は、布小物をオリジナルで作られ、ワークショップでは手づくりの楽しみ方を提案されるなど、たくさんのアイデアをお持ちの作家chiocchioの井上 紀代さんに、テトラポーチの作り方を教えてもらいました!

【材料】

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表地 9㎝×9㎝ 2枚
裏地 9㎝×9㎝ 2枚
紐 2.5㎝×24㎝ 2枚(市販のリボンや紐でもOK)
ファスナー ハサミで切れるタイプ(何センチでもOK)

【作り方】

1.紐を作る。

観音折にする。
(縦半分に折って一旦開き、真ん中の線に向かって四つ折りにする)

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2.ミシンを掛け、片方の端を結ぶ。


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3.ファスナーをつける。

表地表+ファスナー裏+裏地裏の順〉布を重ねる


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その際ファスナーの上端は裏地側に織り込む。

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縫い代0.8㎝で縫う

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反対側も同様に縫う

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アイロンをしっかりかけておく

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ファスナーのスライダーを真ん中にもってきておく

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4.本体を縫う

表地同士、裏地同士を中表で合わせる。

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ファスナーが長く残っている方は残して1cmの縫い代でコの字に縫う。
裏地側4㎝ほどの返し口を開けて、表地側に①で縫った紐をはさむ。
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紐はなるべく表地と裏地の境目ギリギリに挟むとテトラのトップに紐がくる。

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5.底を縫う

底部分(まだ縫っていない辺)を畳み重ねる。縫い代は開いておく

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1cmの縫い代で縫う。
念のためファスナー部分は返し縫いをしておく

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6.仕上げる

ファスナーの要らない部分を切る

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裏地に開けておいた返し口から表に返す。

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形を整えて縫い損じがないかを確かめる
(先に返し口を閉じてしまうと後から縫い損じを見つけた時、閉じた返し口を解かないといけなくなるのでまず形を整えて確認する)
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形を整えたら出来上がり!

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ファスナーなので小銭はもちろん、予備のレジ袋をいれておくのもいいですね♪

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エコバッグにつけてみると・・・

しっかりと小物が入る実用的なファスナーポーチなのに、小さくなるだけでコロンとしたフォルムが可愛いですね!「何を入れようかな~」って想像するのも楽しいアイテムです。ぜひ、マイバッグにつけておでかけしてください♪

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「エコバッグ、プチアレンジ♡」いかがだったでしょうか?次回からも、人気作家さんが続々登場!お楽しみに♪

index_ttl_teacher03a.jpg chiocchio 井上 紀代さん

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綿や麻、帆布やガーゼ、播州織からアフリカ布まで布好きが高じて、17年前にchiocchio(キヨキヨ)として手づくり雑貨の販売などを始める。オンラインショップを中心に暮らしの快適さをお手伝いする商品を展開。手縫いだけで布小物をつくる「手縫いカフェ」の講師も務める。