わたしのステーション

mokono 竹岡たまみさんの、「ハギレと手しごと」vol.2

2022.10. 7

      

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コープこうべネットのオンラインイベント「ハギレでクラフト!」で講師として登場いただいた竹岡たまみさん。芦屋で「自然素材の服と手しごと mokono」を営んでいらっしゃいます。

手軽に楽しめる手作りのアイデアをハギレを使ってご紹介いただきました。

ステーションブログでは、ハギレの楽しみ方とモノづくり、そして竹岡さんの"暮らし"をゆっくりとご紹介します。


-vol.2-

編む。


前回はハギレを一筆書きのように長く長くカットし、クルクルとお団子のように丸めました。
瓶や籠に入れて雑貨のように飾ったり
好きなものを眺めている時間を楽しんだりしました。

さて、今回は編んでみようと思います。

【材料と道具】

・カットした布を準備します。
・かぎ針
カットした布が約1〜1.5cm幅なので8〜10号を使用します。ザクザク編むので編みやすい号数で大丈夫です。

編み方は定番の円編みです。
「円を編む」で検索すると丁寧な作り方がたくさんアップされています。YouTubeなども参考にどうぞ。

→こちらも参考に!ママの手作り体験記

毛糸と違ってハギレ紐はどんどん繋いで使用していきます。色の組合わせが楽しさの一つですね。

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作り方

1)ハギレ紐を繋ぎます。

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2)次のこま編みのタイミングで新しいハギレ紐を引き抜きます。

こま編み 詳しくはこちら>

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3)続けてこま編みを繰り返します。

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4)裏返します。2210_09.jpg

5)解けないように、ハギレ紐を2度結びます。

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6)1cmほど残してハサミでカットします。

切りっぱなしのままで大丈夫です。自然な流れで糸繋ぎができます。

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マットを活用しよう!

今回は大中小の円マットを作ってみました。

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大マットはスペースを演出するのにオススメです。マットを敷くだけで、そこに特別な空間が出来ます。ディスプレイを楽しんだり、ちょっとした荷物置きとしても、ごちゃつかずまとまり感を演出できます。

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中マットはキッチン使用!
お盆代わりや鍋敷きとしてもオススメです。
紐作りの際に約5〜8ミリの細い幅でカットすると
薄手のマットが仕上がり、ランチョンマットにもいいですね。

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小マットは
ちょこっとスペースにさり気なくです。
植物・木材・布みたいに、違う素材の組み合わせはお互いを引き立て合い相性抜群です。
因みに私の店は3種+モルタルで店内を構成しています。

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~最近のわたしの日々~

わたしのまわりの手しごとをする人たちをご紹介します。
姿も、手順や作業内容も、手際良さが気持ちいいのも大好きです。

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園芸事務所のKG君。mokonoの植栽やイベントでお世話になってます。いつも植物のセレクトは全てお任せ。信頼"大"の職人さんです。

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mokonoスタッフ。秋冬の生地色サンプルを制作中。生地を2センチ角にカットし、一枚一枚貼り付けて...約100シートを作ります。細やかで大変な作業も徐々に仕上がってくる色に癒されます。

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mokono店長で革作家 悦さん。バッグの底を一目一目手縫いしています。思いやりや真面目さが丁寧な手仕事に表れています。経年劣化という言葉が素敵に感じられる革素材です。

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取引先のデニムショップの店長さん。生地の種類や分厚さ、縫う部分によってもミシンを使い分けます。ミシンの動きを見るだけでも楽しいです。

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料理教室のちづ子先生。お味はもちろん、器とお料理、おもてなし、お喋りも全てが軽やかで遊び心があって大好きで憧れの人です。

~夏の思い出~

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店先の植物を剪定したら、とりあえず挿木をします。
根っこが出るか出ないか!それが楽しいのです。

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店の扉から見上げる小さな空に迫力の入道雲がちらり。
もっこもこ!を全部見たくて屋上へ駆けあがりました。

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近所にある、お気に入りのハム屋さんで、豚さんパズルを見つけました。
ふむふむそういうことかぁ・・といつまでも眺めてしまいます。
かわいい 美味しい ありがとう いろんな気持ちが湧きました。

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サンサン太陽が出るとつい"もったいない"って思ってしまって。
太陽に感謝です。気持ちいい。

~大人の遠足 一人旅編~

「青春18きっぷ」で電車の旅。
「青春!」と言う言葉に
ときめいて、恥ずかしくて。

良いのかしら...と。笑
初めて電車の旅を楽しんだ2022年夏。
播但線に乗ったり、尾道へ行ったりしました。

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「青春18きっぷ」を手にするだけでワクワクしました。

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所々で自分の居場所確認。「ほーーーー」と旅気分が上がります。

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車内に扇風機!懐かしい。

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線路は続くよ♪どこまでも♫本当だなぁ。

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木々の奥へ伸びていく階段や小道を見ると行ってみたい!って思いませんか?笑

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9月上旬。蒸し蒸しの猛暑。
尾道で急な階段を降りきって、ひと休みに立ち寄った店先で見つけてクスッと笑った。

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夏の瀬戸内の夕日がとっても好きです。

動き出す"一歩"って力がいりますね。
切っ掛けをくれた青春18きっぷにも感謝。
思いがカタチになった2022年夏でした。


takeokasan.jpg竹岡たまみさん

神戸生まれ。グラフィックデザイナーとして広告会社に勤務後、フリーランスでパッケージデザイン・商品企画を経験。自然素材の服と手しごと mokono を開店し、オリジナルくつ下「日々のクネクネくつ下」をプロデュース。2021年4月、店内にfactory設立。自らものづくりをはじめる。

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