春、真っ盛り!
2025.4.10
ここ数年、夏は思いっ切り暑く、冬は地方によって何十年ぶりというドカ雪が降るなど、日本の四季が乱れていますね。
花咲く春が長く、美しい紅葉の秋が長い...これが理想ですが、最近の気象はこれと逆。予測不可能なことも多いです。でも、やきもきしながらも、必ずやってくる桜の季節!
わが家の前の桜のトンネルも、ふわーっと花がふくらんで満開になりました。この季節はどこに出かけても桜、桜、桜。桜を見つけると、幸せな気持ちになりますね。毎年4月号の桜の名所特集に続いて、そして今月の5月号は、神戸の特集。名残の桜とともに、神戸のまち散歩を楽しんでください。
今年の桜のスナップ写真と、春まっさかりの、神戸市立森林植物園のハクモクレン、コバノミツバツツジの写真をお届けしますね。
摩耶ケーブル下の、桜のトンネル。本数は減ったけれど古木に咲く花が私たちを元気づけてくれる。
桜の向こうに海が見える、神戸らしいこの風景が大好き!
奈良・春日大社の枝垂れ桜。春日山原始林に囲まれた春日大社の枝垂れ桜は、山の緑と空の青に映えて、品格ある美しさ。
神戸市立森林植物園の春を告げる花たち。まだ枯れ景色の中に、コバノミツバツツジの明るい色が目に飛び込んでくる!
大木のハクモクレンの堂々とした姿。花を見るといろんな感情が呼び覚まされますね。五感が動き出すのを感じます。
甘夏柑の、マーマレード。
春のもう一つの楽しみは、毎年4月に、「めーむ」に登場する愛媛・平石農園の甘夏柑で、マーマレードをつくること。
平石農園の甘夏柑はギリギリまで樹上で完熟させたもの。「マーマレードのレシピつき」、の言葉にひかれて購入、その通りつくったら上出来!だったことから、毎年、心待ちにしてつくります。
平石農園お勧めのレシピは、1kgの甘夏に60%の砂糖。あとレモンを用意するだけ。厚手のストウブの鍋を出してきて、さっそくつくりました!
■材料/甘夏1kg、砂糖600g、レモン2〜3個
■つくり方
1)甘夏をよく洗って、皮に縦に浅く包丁をいれて、実から外す。実は袋から出す。レモン3個分の果汁を絞る。
2)皮を薄く刻み、水で軽くもみ洗いして、たっぷりの水とともに鍋に入れ、1〜2回、ゆでこぼす。苦みを取るのが目的だが少しほろ苦さがあるのも魅力。
3)ゆでこぼした皮を絞って鍋に入れ、甘夏の身とレモン汁を入れる。
4)ひたひたの水を加えて、かき混ぜながら、皮がやわらかくなるまで煮る。砂糖を加え、混ぜながらゆっくりと煮る。
5)とろーりとしてきたら、できあがり! 冷めると固くなるので、やわらかめで火を止めるのがコツ!
超シンプルなマーマレードですが、毎朝のお楽しみ。来年はちょっとスパイスを工夫したのもつくってみようかなー。ジャムづくり、楽しいですよね。
5月号の神戸特集、丹波特集、そして、クッキングのページは人気の神戸元町「楽関記」の城野シェフの定番中華のレシピなど、盛りだくさんにお届けしています! ぜひお楽しみくださいね!
(Y・Y)
★6月号のブログの更新日は5月10日です。
★編集室スタッフ5人が交替で登場します。お楽しみに!